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1人で部屋で泣いていたら、今までにないくらいはっきりと自分には価値がないと思った。
数年ぶりに『ブリジット・ジョーンズの日記』を観たら、ダニエルの家に別の女の人がいたシーンで限界がきてしまった。ブリジットが受けたダニエルからの扱いの苦しさを、今は知っている。初めて観た高校生の頃には知らなかった苦しさ。
ブリジットが「昨日あなたを愛していると言ったけれど、あれは嘘よ。口先だけ。」と言う。本当は好きで好きで仕方がなくても、自分が惨めにならないようにそう言うしかなくて、私も同じような嘘をつく。
自分には価値がないと日頃から思っているのに、情緒を無視してセックスだけが求められ、また私にはこの程度の価値しかないのだと思わされる。もう許して欲しい。
最近はなかなか寝られず窓を開けてしばらく死ぬか生きるかの境界線に手を置いてうじうじしている。死ぬこともできずうじうじしている姿が、頑張っている立派な人達をまた苛つかせるのだろうな。
頓服を飲んでも涙は止まらないし、泣いても何も変わらないし、欠陥だらけなのに対人支援の本を読んでいて、もう何がなんだかわからない。